事実婚はずるいって本当?批判される理由と選ぶ人たちのリアルな本音

もしかすると、パートナーとの関係性や、今の結婚観にモヤモヤしていませんか?

この記事では、なぜ事実婚が「ずるい」と言われるのか、その背景や誤解、そして実際に事実婚を選んでいる人たちのリアルな理由を深掘りしていきます。

事実婚には、法的な保護が限定されるリスクもあれば、自由で柔軟なパートナーシップという魅力もあります。

この記事を読むことで、「ずるい」と言われがちな事実婚の本質を理解し、自分にとって納得のいくパートナーの在り方を見つけられるはずです。

今、あなたの中にある小さな疑問が、きっと新しい選択のきっかけになります。

目次

事実婚はずるいと言われるのはなぜ?

事実婚はずるいと言われるのはなぜか?このテーマを掘り下げていきますね。

法律婚との違いからくる誤解

事実婚は「婚姻届を出さないだけで、実質は夫婦と同じ生活をしている」関係。

それなのに「正式に結婚していない」というだけで、責任感がないと見られてしまうことがあるんですよね。

法律婚と比較すると、婚姻届を出さないことで戸籍に記録が残らない、名字を変えなくていいなどの自由さがある一方で、「それって楽してるだけじゃない?」という誤解もつきもの。

実際には、自由な関係である分、信頼と覚悟がないと成り立たない選択なのに、どうしても「楽な方を選んだ人」って見られがちなんです。

これは情報不足やイメージの問題も大きいなと感じますね。

「責任逃れ」と見なされることもある

特に、離婚手続きが要らないことや財産分与・慰謝料の請求が難しいとされる点が、「責任を取らないズルい選択」だと誤解される原因となっています。

たとえば「好きなときに別れられる」と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。

長年の共同生活や経済的依存、子どもがいるケースでは、別れ方一つとってもトラブルに発展しやすいんです。

「ズルい」どころか、逆にリスクの多い選択肢とも言えるんですよ。

自由すぎる関係に見える印象

「自分たちのルールで生きてる」感じが、羨ましい反面、反感を買いやすいんですよね。

「好き勝手に暮らして、いざというときは知らん顔なんでしょ?」という意見もちらほら。

でも現実の事実婚カップルは、お互いの信頼や協力で成り立っていて、むしろルールを自分たちで作って管理する責任が求められるんです。

自由=無責任、ではないことを、もっと知ってもらいたいところです。

家族・親戚とのつながりが希薄とされる

結婚は「家と家のつながり」という価値観がまだ根強く残っている日本。

事実婚だと、義理の両親や親戚との関係がないことも多く、これを「家族の義務を果たしていない」と感じる人もいるんですよね。

ですが、現代は「夫婦の在り方」自体が多様化しています。

あくまで二人の関係にフォーカスしたい人にとって、親戚付き合いの回避はメリットでしかありません。

相続や税制面での優遇がないことによる混乱

税金面や相続では、法律婚に比べて不利になることが多いです。

たとえば以下のような違いがあります。

項目法律婚事実婚
配偶者控除受けられる受けられない
相続権ある基本的になし
年金分割条件付きで可

でもこの差があるからこそ、「それでも事実婚を選ぶって、都合のいいとこだけ取ってるんじゃ?」って思われがち。

実際には損してる部分も多いんですよ。

既婚者との比較による不公平感

既婚者からすると「自分たちは煩雑な手続きを乗り越えて、法律に守られつつ縛られて生きている」。

それに対して、事実婚カップルがあまり縛られずに自由に見えると、「自分だけ損してる気がする」と思っちゃうのも無理はないかもしれません。

ただし、表面の楽さと引き換えに、事実婚はすべてが自己責任。

手続きも自己管理。

そう考えると、実はラクどころかしんどい選択かもしれません。

SNSやネットで広がるネガティブな声

「事実婚 ずるい」と検索すると、出てくるんですよね……そういう批判的な声が。

たとえばこんな声も見かけました。

  • 「好き勝手にして、都合が悪くなったらバイバイってズルすぎる」
  • 「夫婦を名乗るなら、ちゃんと籍入れろって思う」
  • 「法律婚してる側からすると、不公平感ある」

でもこういうのって、だいたい表面しか見ていない声。

リアルな生活や当事者の気持ちを知れば、きっと「ずるい」とは言えないと思いますよ。

事実婚を選ぶ人のリアルな理由とメリット

事実婚を選ぶ人のリアルな理由とメリットについてご紹介していきます。

姓を変えずに夫婦関係を築ける

事実婚を選ぶ大きな理由の一つに「夫婦別姓でいられる」ことがあります。

日本の法律婚では、どちらかの姓に統一する必要がありますよね。

でも、女性側が名字を変えるケースが9割以上。

その結果、仕事や日常生活での不便が発生したり、アイデンティティが揺らいだりすることも。

事実婚なら、入籍しないので名字を変える必要がなく、自分の名前で生き続けることができます。

特にバリキャリ女子やフリーランス、作家・医師・芸術家など“名前が武器”の人には本当に大きなメリット。

イキル

わたしの知人も「名前が変わるのは自分が自分じゃなくなる気がする」と話していました…。

戸籍に記録が残らない自由さ

法律婚をすると、結婚・離婚の履歴が戸籍に残ります。

つまり、いわゆる「バツ」がつくということですね。

でも、事実婚の場合、婚姻届を出さないので、戸籍には一切記録が残りません。

この「痕跡のなさ」が、心理的な自由につながる人も多いんです。

たとえば、離婚歴を気にして再婚しづらい人には、再出発のハードルがグッと下がるんですよ。

「次の恋愛や人生に、過去を引きずらずに進みたい」

そんな人にとって、事実婚は前向きな一歩になっているようです。

義実家との煩わしい付き合いが少ない

義理の両親との付き合いが苦手な人、正直多いと思います。

「お盆や正月に帰省が強制」「親戚づきあいがストレス」って声、よく聞きます。

法律婚だと姻族関係が発生するため、ある意味“避けられない義務”になりますよね。

でも、事実婚だと法的には「他人」のまま。

だから義実家との距離感を自分たちで調整できるんです。

もちろん完全に無視するのではなく、あくまで“自分たちの意思で付き合える”というのが大きな違い。

精神的にもラクになったという声、かなり多いです。

柔軟な関係性を維持できる

事実婚は、二人の合意で自由にルールを作れます。

たとえば「週末だけ一緒に暮らす」スタイルや、「別居婚」「週末婚」など、多様な形をとることが可能。

これ、子育てが一段落した後のカップルや、再婚に慎重な人たちにも人気なんですよ。

ライフスタイルが多様化する中で、従来の“べったり夫婦”が正解とは限らない時代。

自分たちらしく暮らすには、こういう柔軟さが必要なんですよね。

「窮屈な結婚制度には縛られたくない。でも一緒にいたい」って人にはぴったりです。

夫婦別姓が自然に選べる

これは先ほどと重なる部分もありますが、事実婚なら自然と「夫婦別姓」になります。

法律婚で夫婦別姓を選ぶには、現状日本では難しいですよね。

それに対して、事実婚なら最初から別姓でスタートできる。

改姓による手続き(免許証・銀行口座・保険など)の面倒もないし、社会的にも一貫した名前で過ごせる安心感は大きいです。

わたしもこのあたりは、もっと制度的に自由になったらいいのにと思っちゃいます。

法律婚と同様の社会的認知を得られる

事実婚って、周囲からどう見られるの?と気にする人も多いはず。

でも実際には、「結婚式をしている」「子どもがいる」「同居している」などの条件がそろっていれば、ほとんどの人は夫婦として見てくれます。

近所づきあいや会社、友人などの場でも「○○さんのご主人/奥さん」という紹介になることが多いですよね。

法律婚かどうかよりも、「二人がどういう関係で過ごしているか」が重視されているなと実感します。

経済的・精神的なストレスの軽減

法律婚って、実は結構お金も手間もかかります。

入籍の手続き、姓の変更、各種名義変更、結婚式や新婚旅行……。

人によっては「結婚したら貯金が減った」なんて話も。

それに対して、事実婚は手続きがほぼ不要。

二人のタイミングでスタートできるし、無理に形を整えようとしない分、ストレスが少ないんですよね。

「形式よりも中身を大事にしたい」と考える人にとって、最適なスタイルです。

事実婚に潜むリスクと乗り越え方

事実婚に潜むリスクと乗り越え方について見ていきましょう。

法的保護が限定されている

事実婚の最大のリスクといえば、やっぱり「法の保護が薄い」という点。

法律婚では当たり前のように守られる権利が、事実婚では適用されないことも多いんです。

たとえば、配偶者控除や相続権、緊急時の同意権(手術時など)などがその代表。

こういったリスクを回避するには、事前に契約書公正証書を用意しておくことが重要になります。

それに加えて、遺言書の作成も大切な対策。

「制度が守ってくれないなら、自分たちで守るしかない」ってことなんですよね。

相続権や扶養の扱いが不明瞭

事実婚では、法律婚と違ってパートナーに法定相続権がありません。

つまり、どんなに長年一緒に暮らしていても、相手が亡くなった場合、その財産は自動的に自分に渡らないんです。

これはかなりショックな事実。

また、社会保険制度における「扶養」の対象になるかどうかも、勤務先や制度によって対応がバラバラ。

対応してくれるところもあれば、断られる場合もあるので、事前に確認が必須です。

対策としては、以下のような書類が鍵になります。

  • 遺言書(自筆 or 公正証書)
  • 任意後見契約書
  • 財産分与契約書

自分たちの身を守るために、しっかりと備えておきましょうね。

子どもの親権・認知問題が発生しやすい

子どもがいる場合、事実婚では父親との法的な親子関係が自動では成立しません。

どういうことかというと、「認知」という手続きが必要なんです。

これをしないと、父親としての法的な義務や権利が発生しないんですね。

たとえば、子どもの戸籍は母親のものになるし、父親が亡くなったときの相続対象にもなれない場合が…。

これって、子どもにとってもかなり不利ですよね。

しっかり準備すれば回避できる問題ですが、「知らなかった」「後回しにしてた」で後悔するケース、けっこうあります。

もし子どもを持つ可能性があるなら、この辺りの知識はしっかり持っておきたいところです。

医療・介護の場面で制約を受ける可能性

「病院で手術の同意を求められたけど、家族じゃないから拒否された」

そんな声も少なくないんです。

事実婚だと、緊急時に家族としての同意権や面会権が認められない場合があるんですよね。

病院側が親族関係を重視するケースも多く、パートナーなのに何もできない…という状況に陥ることも。

これを避けるためには、以下の書類をあらかじめ準備しておくと安心です。

  • 代理権授与契約書
  • 任意後見契約
  • 医療同意に関する委任状

まさかの場面で困らないように、できる準備はしておきましょう。

別れる際の手続きがトラブルになりがち

「入籍してないんだから、別れるのも簡単でしょ?」ってよく言われます。

でも、実際はそう簡単でもないんです。

たとえば、家を共同名義にしていた場合や、共有の資産があるとき。

別れたときに「どう分けるか」で揉めることも…。

法律婚なら、離婚の際に法律に基づいて財産分与や慰謝料の判断がされますが、事実婚では“自分たちの話し合い”が中心になります。

話し合いがまとまらなければ、弁護士を入れたり、裁判になったりすることも。

なので、同棲を始める段階で契約書を交わしておくのが本当にオススメ!

「別れるときのことなんて考えたくない」と思っても、未来の自分たちのためにやっておいて損はありません。

周囲の理解を得るまで時間がかかる

「事実婚って言うと、親が心配する」「友達に変な目で見られた」なんて経験、ありますよね。

特に親世代は、どうしても「結婚=籍を入れるもの」という価値観が強い。

事実婚に対して「ちゃんとしてない」「中途半端」と捉えられてしまうことも…。

そうした価値観の違いが、時に説得バトルに発展してしまうこともあるんです。

こればかりは根気が必要。

でも、相手としっかり信頼関係を築いて、周囲に少しずつ理解してもらう努力をすることで、少しずつ環境も変わっていきます。

契約書や遺言など自己防衛策が必要になる

ここまで読んで「やっぱり大変だな…」と思ったかもしれません。

でも逆に言えば、事実婚は「自分で守る」ことさえできれば、かなり自由度が高い関係性でもあります。

そのためには以下のような対策がカギになります。

事前に準備すべきものリスト

  • 財産契約書
  • 同居契約書
  • 遺言書
  • 任意後見契約
  • 医療・介護に関する委任状

これらをしっかり整えることで、事実婚でも「安心して暮らせる仕組み」を作ることができるんです。

ちょっと面倒だけど、これは自分とパートナーの未来を守るための「愛情のかたち」でもありますよね。

まとめ

「事実婚 ずるい」と言われる背景には、法律婚との違いや、社会的な固定観念が大きく関わっています。

実際には、事実婚を選ぶ人々は自分らしい生き方や自由な関係性を大切にしたいという前向きな理由を持っています。

しかしその一方で、法的な保護の不十分さや親権・相続などのリスクもあるため、慎重な準備と理解が求められる関係でもあります。

世の中の多様な価値観が認められつつある今、「ずるい」とされる言葉の裏にある真実に目を向けてみることで、自分にとって最良のパートナーシップのかたちが見えてくるかもしれません。

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